2007年4月:近鉄週末フリーパスで三重・名古屋@

■平日/近鉄週末フリーパス利用/一人旅

近鉄週末フリーパス初利用

近鉄週末フリーパス」は,週末をはさんだ連続3日間(金土日 or 土日月),
近鉄全線乗り放題で4000円(2015年現在は4100円)というおトクチケット。


近鉄電車は,実は日本一路線の長い私鉄です。


京都・大阪・奈良の三都,さらに名古屋そして伊勢などにも線路が伸びており,
目的地のチョイスはかなり多彩。


4100
円なら1日当たり約1370円,とても使えるお得チケットです。


また,特急券を買えば特急にも乗れる,というのもかなり魅力的。


たとえば京都から吉野まで日帰りすると,乗車券だけで1230円しますから,
往復だと2460円,1000円以上も得する計算です。


さて,このおトクきっぷを使って,この日は三重県方面へ出かけました。

雨の御在所岳と湯の山温泉

朝は6時起き,6時半過ぎの電車に乗る予定。



家を出る前にわずかに手間取ったがために,1分遅れで駅に到着,もちろん予定の電車には乗れず,
結局乗り継ぎの都合などもあり,予定よりも約1時間遅れの12時前に,近鉄湯の山温泉駅に到着。

ここからさらに,三重交通バスに乗り「三交湯の山温泉」までバスで移動します。
「湯の山温泉駅」に着いたからといって,目の前に温泉があると思ったら,甘いのです!

湯の山温泉駅に着いたときには,三交バスの時間まで45分ほどありました。
時間をつぶそうにも,駅前にはみやげ物やがちらほらあるばかり。

しかも天気が悪く,雨が降り出してきて,そうそう歩き回れる感じでもないし

それじゃあまあ,1時間も予定より遅れたことだし,湯の山温泉でとろうと思っていた昼食を
この空き時間に済ますことにしました。

といってもこじんまりした駅前にはメニューで選ぶほどの選択の余地はなく。
それならリーズナブルに済ましてしまえと,普通の喫茶店でカレーを注文。
でも,味も値段も良心的で,まあまあ満足でした。

そしてバスでいざ,湯の山温泉へ!

そして雨はますます強く! …(>_<。)

本当にねえ,この日はお天気には恵まれない旅となってしまいました。

あちこち桜が咲いていて,特に渓流沿いには白いソメイヨシノや濃い紅色の山桜がきれいで,
とても素敵な景色だったのですが。

時間にして10分ほどで,終点・三交湯の山温泉に到着です。

さて,そこからはまずロープウエイへ。
さすがに無視できないほど雨が強くなったので,まずおみやげ屋さんで傘を買い,
ついでにロープウエイ乗り場への近道を教えてもらいました。

近道は結構急な階段を歩くんですが,乗り場まで約10分で到着。
雨で心配していたロープウエイもしっかり動いていました。

往復2100円のチケットを買い,いざ,山頂へ!!

しかし



 
 
   山頂はガスで何も見えません(ToT)

進むに連れて,雲に突っ込んだ飛行機のように周囲の視界が悪く
さらに山頂もすっかり白いガスに包まれて,ある意味幻想的なんだけど,
とりあえずサムイ雨ツメタイ

天気がよければ,結構な眺望を望めるはずなんですが
こればかりは,いたしかたなし

で,結局山頂散策は10分ほどで,そそくさと下山しました。

ちなみにこれは下りのロープウエイ内から撮ったもの。



白っぽい鉄塔はこのロープウエイのシンボル的な,世界最大級の鉄塔だそう。
その横のポチッと赤いのが,対向してくるロープウエイです。

ね?何も見えないでしょ?




気を取り直して第二のミッション,温泉へ。

ロープウエイ乗り場近くの「ホテル湯の本」へ行きました。

ホテルでは入ってすぐに気づいてくださり,傘などを預かって下さいました。

フロントで支払いをすませ,貴重品をロッカーに預けて早速2階の大浴場へGO!

このホテルの温泉は単純弱放射能温泉で,無色無臭のお湯でした。

シーズンではないし,天気のせいもあってか,お客さんは私のほかに一人。
その方も割りと早めに上がっていかれたので,半分くらいは温泉独り占めしてました


温泉ホテルのお楽しみ,何種類かのボディシャンプーから好みのものを選び(普段使わないものが使えるから楽しいんです
)角質がぽろぽろとれるというフェイスマッサージジェルなどもちゃっかりご利用。

広々とした湯船にゆったりと浸かり,寒さと疲れを取りながら,ふと思ったのが

「あれ,露天風呂はドコニ?」

てっきり脱衣所か大浴場から外に出られるとおもったのに,どこにも出口がありません。
しかも,大浴場はおもいきりロープウエイ乗り場側に面しているので,
外に露天などあろうものなら,とても刺激的な温泉になってしまいます。

露天風呂大好きの私,何か腑に落ちない思いをしながら,とりあえず大風呂を堪能しました。

脱衣所でもう一度探したのですが,はやり露天につながるところはなし
HPでちゃんと確認したのになんでだろ,日帰りだと入れないのかな?と思いつつ,
さらに洗面台そなえつけの化粧品を使わせていただき,肌もさっぱり,つるつる

ああやっぱり,ホテルの温泉ってちょっと高いけどいいわあ〜

と思いながらロビーへ戻ると

ロビー横のコインロッカー(貴重品入れ)に,「2階 大浴場 5階 露天風呂」の張り紙が!

入れるときには全然気づきませんでした
そうか,5階にあったのか

でも。
結構大浴場で長湯をしてしまったので疲れてしまって,再度入浴する気にはならず
もともと風邪ひきだし,ここは無理はしないことに。

ホテルを出て,とりあえずはバス停に向かって,
来たときとは違うゆるやかな九十九折の坂道を歩きました。

本当は,三岳寺や蒼滝など,他にも見てみたいスポットはあったのですが,天候と体力の都合で断念。

そうそう,湯の山温泉については,こちらの公式HPがとてもわかりやすく,使いやすくて便利です。
交通アクセスも細かくて,いちいち交通機関の会社のHPにアクセスしなくても,
大体のプランが立てられるくらいです。
とても良い公式HP,町全体が頑張っているのがよくわかります。
センスもいいですしね。
本当に,今回の湯の山行きにとても参考になりました。

ゆっくり歩いてバス停に着くと,次のバスまで約15分。
寒いし歩き回るのもしんどいし,もう次の目的地に行くことにして,ここでバスを待ちました。

この時まだ2時過ぎだったので,思いがけず短い滞在となってしまいました。

でもこの湯の山温泉,ぜひ今度は天気の良いときに,行ってみたいです。
自然たっぷり,本来は見所たっぷりの所のようなので。
いろんなホテルの温泉にも浸かってみたいですしね。

ほどなくやってきた三交バスに乗り,次なる目的地,パラミタミュージアムへ向かいました。


不思議ミュージアムで優雅な気分に浸る

予定より早めに温泉を切り上げ,向かった先は次なるミッションの地,パラミタ・ミュージアムです。

このパラミタ・ミュージアムも湯の山温泉の公式HPで見つけました。
なぜか,HPを見てすご〜く気持ちを惹かれてしまって。
場所も,近鉄湯の山温泉から1駅,四日市方面に戻るだけ,駅からも徒歩300mととっても近いし。
湯の山帰りに立ち寄りやすいところ。

もともと美術館は好きで,旅先などでも気になる美術館や展覧会は見に行っていたのです。
最近はあまり時間に余裕のある旅ができないので,行くことが少なくなっちゃいましたが,
久々に行ってみることにしました。


ちなみにこちらが外観



この美術館,私的には大当たりでした。

展示物のメインは池田満寿夫の「般若心経シリーズ」という陶芸作品。
その他に企画展示もいくつか実施されています。

ちなみに「パラミタ」というのは,梵語の「波羅蜜多(はらみた)」から来ているそうです。

2003
年開館と新しく,綺麗でとても手入れが行き届いています。

決して大きな美術館ではないと思うのですが,展示内容はもちろん
,展示方法も隅々まで心配りが感じられ,とても満足できました。

もちろん全館バリアフリー,2階建てですが2階へは階段・エレベーター・長いゆったりしたスロープが,鑑賞の導線を切らない位置に設置されています。

奥にはサロンがあり,椅子とテーブルが並べられていて一見喫茶室なのですが,実際には自動販売機が設置されているだけなので,セルフタイプの広めの休憩室,という感じです。
人によってはちゃんとした喫茶室を利用したいと思われるのでしょうが,私はかえって気が張らなくて嬉しいスペースでした。

その手前にガーデンに出るドアがあります。

ガーデンの中も,植物だけでなく,野外展示の作品も見られます。
うっかり通り過ぎてしまいそうにさりげないものもあったりして。

そしてトイレも最新設備。
入室したら自動的に照明が点灯というのはよくあると思うのですが,各個室もセンサー反応で点灯,
しかも入室すると便座のフタがウィーンと上がるんです。
なんか「いらっしゃいませ」って感じで(笑)
妙に可愛かった


本当に,すごく素敵な美術館で。

この美術館の創設者は,きっととっても美術品を愛していて,
美術品を見に来る人を大切にしているのだなと感じられました。

東海地方にお立ち寄りの際は,ぜひ立ち寄ってみてください。
時間にはぜひ,少し余裕をもって。
とても豊かな時間が過ごせると思います。

さて,パラミタ・ミュージアムですっかり優雅な気分になって。

再び大羽根園駅から近鉄電車へ。四日市に向かいます。

当初は四日市で夕食を,の予定だったのですが,寒さと雨で風邪が悪化しそうな気配が

一度四日市で下車はしたものの,食事はパスして,
四日市の近鉄の地下の「アントステラ」でケーキセットだけいただいて帰りました。


一日雨降りのちょっと動きづらい旅で残念でしたが,何とか無事終了。

その後予定よりちょっと早めに帰路に着き,帰り着いてからは早めに休みました。

あーでも。
なんだかんだで動き回って充実した一日でした!


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