2009年8月22日:出石のそばと城崎の温泉をセットで

■土曜/青春18きっぷ利用/二人旅

まずは但馬国一宮・出石神社へ

「出石」って,関西圏以外の方には知名度が低いかな?
兵庫の北の方にある城下町で,
「出石そば」という皿そばが有名です。

出石には,JRの駅はありません。


ですので,青春18きっぷを使う場合は,京都駅から豊岡までJRで行き,
豊岡駅から全但バスに乗ります(約30分)。

京都駅748の嵯峨野線に乗るのですが,この路線,意外と混むのです。
なのでかなり早めに家を出て,730にはホームに到着。
無事,2番目に並ぶことができ,座席を確保することができました。

一度乗ってしまえば,あとは福知山まで約2時間,
乗換えなしののんびり旅です。

朝ごはんを食べたり,おしゃべりしたり,
うとうとしたりしているうちに福知山到着。

そして城崎温泉行きに乗換え。
1時間弱で豊岡に到着しました。



豊岡は「コウノトリ」の町なんだそうです。
今回は行きませんでしたが,
「コウノトリの里」なんかもありますし,
ここを観光してみるのもなかなか面白そうでした。

ここからは全但バスに乗り出石へ。

でも,出石の中心地に入る前に
行っておきたいところがあったのです。

それは,出石神社
李家幽竹さんのご著書でパワースポットとして紹介されている神社です。

しかしこの出石神社,自前のHPなどがなくて,
場所がイマイチ詳しくわからない
どうやら「鳥居」というバス停が最寄なことと,
かなり大雑把な地図はみつけたのですが。

(当時はまだ,グーグルマップという超便利なものが標準装備されている

スマホというものはなかった…と思う)

まあ,行けばわかるでしょ〜
という感じで,「鳥居」のバス停で降りました。

しかしバス停の周りは

川・田んぼ・道路・工場・民家

で,神社らしきものは見当たらない

彼氏さんが,ちょっと手前で出石神社行きの表示を見た,
というので,少し戻って交差点を右へ。
一応観光マップで確かめたところ,
交差点の橋の名前からも,この道で間違いないよう。

道は普通のアスファルト道でしたが,
空は良く晴れて,田んぼの緑は綺麗で,
時々吹く風はひんやり心地良く。
とんびの声ものどかに響いて,すっかりお散歩気分。

のん気に楽しく歩いていると,ふと彼氏さんがぽつりと

次,何分のバスに乗るって言ってたっけ?」

私「えっと,3時3分

彼「無理やと思うで」

私「ええ!?」

時計を見ると。
「鳥居」のバス停に下りたのが12時半頃

今,1245

つまり,降りてからほぼ15分が経過しているのです。

そしてバスは1時3分

あと20分もない
まだ神社に着いてもいないのに!!(゜゜;)

とりあえずペースを上げて歩き出すと,
すぐに「出石神社まで0.1キロ」の表示が見えました。

そこからすぐ左手に神社らしきものが見えてきて,
すんごいほっとしました



たどり着いた出石神社は,思いのほか小ぶりのお宮でした。
(実際には,奥にかなり広い禁足地があるようです)
私たち以外に人もいないし,社務所も無人で開いていません。

幽竹先生,よくここがパワスポだとわかったなあ
と,正直感心してしまいました

でも,小ぶりでも由緒ある神社で,
奈良時代創建と言われ,但馬国一宮とされています。

神社の中は,非常に柔らかで清々しい気が
漂っているように感じました。
人はいないけど,明るく優しい感じの神社でした。

時間がなかったので,大急ぎで参拝を。

そして,彼氏さんがおみくじを引くというので
私も一緒に引いてみました。

結果は,彼氏さん:末吉,私:大吉


慌しかったのが少し残念でしたが,
一度行ってみたかった出石神社参拝を叶えることができました。


帰りは行きよりペースを上げて,
バス停に向かってさくさく,いやザクザク歩いきました。

もうちょっとでバス通り,というところで
信号待ちをしているバスを発見!

大慌てでダッシュし,バス停へたどり着くと
ちょうどバスが停まりました。

無事バスにも乗ることができ,テンションもアップ
旅気分,大いに盛り上がりました


そして出石でそばを食す

「鳥居」のバス停から全但バスにのり約5分,
出石の中心街に入り,終点でバスを降ります。

土曜日だし,お天気も良かったので,結構観光客で賑っていました。

到着して最初の目的は
「出石そばを食べること」です

どのお店が良いとかよくわからないので,とりあえず目に付いたお店に。
左京」さんというお店で頂きました。

出石皿そば」は小皿に入ったお蕎麦を,だしといろんな薬味でいただきます。

初めてだったので,どれくらい食べられるかわからなかったのですが,
お店の方曰く,「男性15皿・女性10皿くらい」
が普通なんだそうです。

で,とりあえず20皿お願いしました。

お蕎麦は黒っぽく短めです。
一気におだしの器に入れてちょうどいい感じ。

薬味は,ネギ・わさび,山芋,玉子など。
ダシは徳利に入ってくるので,自由に追加できます。

初めての私はゆっくり味わいましたが,
経験者の彼氏さんは豪快に次々と。

結局,5皿追加して

右:彼氏さん16皿,左:私9皿。


シンプルだし,ざざっと食べてしまえるので,
大勢でわいわい食べてたら,もっとたくさんいけそうです。

最後の蕎麦湯がとても美味しかった

満腹になったら,出石散策です。

まずは出石城址を見て,辰鼓楼近辺をぶらぶらと。



それから明治館・史料館・家老屋敷の見学を。

中でも史料館は,明治時代の豪商が建てた町家ですが,
非常に大きくて豪勢なつくり。
見ごたえがありました。

どのへんが豪勢かというと,おうちの土台はすべて御影石だそう。
また,受付前のお部屋の襖はなんと屋久杉製。
14枚あるそうですが,それだけで今なら家が1軒建つとか
とにかく,住んでいたら本当に管理が大変そう

家老屋敷はそれに比べるとこじんまりしていますが,
隠し2階があったりで,面白い造り。

うーん,深い!

明治館はおしゃれなデザインの洋館です。
出石ゆかりの人物の資料なども展示されています。


さて,3つをぶらぶら回って,
一息ついた時には1540分頃でした。

さて,これからどうしよう?

元々は,出石にある「
出石温泉館 乙女の湯
に行きたいな,と思っていたのですが,
出石の中心地から3キロほどあり,
しかも交通機関がないんです(TT)
車があればいいんですけど,二人とも電車族なので

タクシーで行こうかとも思ったけど,往復すると結構な額なので,

そうまでして,そいう気も…

で。

思いついたのが。

いったん豊岡まで戻り,JRで城崎温泉へ行こう!

どのみち豊岡までは戻らないといけないし,
豊岡から城崎温泉までは電車で10分ほど。
青春18きっぷですから追加の交通費も不要。


このフレキシブルさが18きっぷの一番の面白さ。

ちょうど16時のバスがあるのでそれに乗って豊岡に戻り,
城崎に向かうことにしました。

もう少し出石で過ごしてもよかったのですが
なにしろバスの本数が限られているので

豊岡について,少し時間があったので,駅前をぶらぶらと。

そして電車に乗り,城崎まで行きました。


城崎でさくっと立ち寄り湯

城崎に到着したのが18時前。


今日中に京都に帰り着くには,19時過ぎの電車に乗らなければならないので,

ゆっくり湯めぐりするほどの時間は取れません。


一番駅から近い「
駅舎温泉 さとの湯」へ行きました。
でもここは広いし,大きな内湯に露天にサウナにといろいろ楽しめます。

汗を流してさっぱり,温泉に浸かってゆったり。

それにしても,ただ「お風呂に入る」ためだけに
電車に乗って温泉へって,考えてみればゼイタクですね

1
時間ほど温泉で疲れを癒し,残り時間でお土産もゲットして。

短時間でしたが温泉町を楽しんで,帰路につきました。

帰りの電車も当然普通電車乗り継ぎですが,
豊岡以降の電車はかなりガラガラで。
ゆったり座ってリラックスして帰ることができました。

日帰りでも,神社・名物・観光・温泉と,盛りだくさんの旅でした!



〔通常のJR運賃(参考)〕京都→豊岡:2590円,豊岡→城崎温泉:200円,城崎→京都:2590円,合計5380円(価格は2015年時)

〔最遠地までの乗車距離〕158q

 

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