2014年9月27日:「ときわ路パス」で北関東を走る!

■土曜/ときわ路パス利用/二人旅

関東のローカル私鉄に乗ってみたい

関東の都心の電車網は恐ろしいほど入り組んでますが,
郊外には魅力的な私鉄ローカル線もいっぱい

一度乗ってみたいな〜と思っていた,
関東鉄道と真岡(もおか)鐡道を乗り継いで,
栃木県まで行ってきました!

この日使ったのは,「
ときわ路パス」というお得きっぷ。

この切符,使い方は結構限られるんですが,
実はかなりお得度の高い切符なんです。

茨城県内のJR東日本,私鉄の関東鉄道に真岡鐡道,
鹿島臨海鉄道,ひたちなか海浜鉄道が
1日乗り放題になるフリー切符で,価格は2150円(小児540円)。

実際には,各私鉄とも結構距離が長いし,本数も多くはないので
一日で全線あちこち回るというわけにはいかず,
(ひたすら電車に乗るだけ,というなら別ですが)
行けるエリアは限られますが,
関東鉄道の取手駅から真岡鐡道の終点茂木駅まででも片道で2500円以上するので,
この路線を往復するだけでも十分お得。

利用期間が限られ使用は土休日限定なことと,
フリーエリア内でしか買えないという制限がありますが,
茨城を回るなら見逃せないお得きっぷです。

ちなみに関東鉄道と真岡鐡道が1日乗り放題,
という切符もあるのですが,
こちらは関東鉄道は常総線のみ,真岡鐡道は益子までで,2300円。
おトク度では「ときわ路パス」に軍配が上がります。
ただし,常総線と真岡鐡道のフリー切符は,
通年の土・休日・年末年始に利用でき,
春・夏・冬の一定期間は平日でも使えます。


真岡鐡道でSL初乗車!

「ときわ路パス」を事前に買うことができなかったので,
行きに取手駅で購入し,関東鉄道に乗り込みました。

910取手発に乗り,942水海道着で乗り換え。
953発に乗り,1029,下館に到着しました。

下館駅はJRと関東鉄道・真岡鉄道の3路線が集まる駅。
ここで真岡鉄道に乗り換えますが,
乗った列車は

じゃ〜〜〜ん!

(写真は終点茂木駅で撮ったものです)


はーい,SLです!!(^o^)丿

SLって,見たことは何度かありますが(津和野や秩父鉄道で)
乗るのは初めてです。
もともとはSL目的じゃなかったんですが,
どうせなら乗ってみるのもいいよね,ってことで,SLが走る日を選びました。
(ちなみにSLは乗車券のほかに整理券500円〈子供250円〉が必要です)

とはいえ,客車は普通のJRの古い車両だし,
乗っている分には走っている姿が見えるわけではないので
どうということもなかったりするんですが^^;

でも久々のボックスシート,旅気分をしっかり味わいました!

SLは1035下館発車。


動き出して少ししてから,駅弁を購入しました。
事前調査で,SLでは車内販売があることを確認していました。
約1時間半の長旅ですからね。
ゆっくりご飯が食べられます

2段重ねの「野立御膳」。中身は

かなりの充実度。でもこれで720円ですから,お得です!!

ところで,SLってやっぱり注目度がすごくて。
あちこちで「撮り鉄」がカメラ構えてるし,
駅では小さな子供を連れた家族が必ず見に来ていて,手を振ってくれます。

なんかちょっと照れくさいんだけど^^;
注目を浴びているようでいい気分にもなったりして(笑)

でもきっと,色とりどりのコスモス畑の横を走るシックなSLは,
ものすごく絵になっていたのではないかと思います。

ゴットン,と走り出す感触とか,鳴り響く警笛,吐き出す黒煙が,
経験してないはずなのになにか懐かしく感じられて。

好天の中,田園風景や,木立の中を疾走していく感覚,
本当に気持ちよく,旅行のわくわく感はMAX

ちなみにこの建物が真岡駅の駅舎。

間近で見ると,思わず「おお〜!」と声が出る迫力
駅舎だけでなく,真岡鉄道の本社やら公共施設やら,
いろんな機能を兼ねた複合施設らしいですが。
関東の駅100選にも選ばれているそうです。

そして真岡駅を出発,さらに走ること1時間弱の1206
終点,茂木(もてぎ)駅に到着しました。


茂木で秋を体感

手駅から関東鉄道・真岡鉄道を乗り継ぎ、
約3時間半かけてようやく真岡(もおか)鉄道の終着駅,
茂木(もてぎ)へ到着しました。

茂木駅は栃木県の南東部の茂木町にある小さな駅です。
とにかく終着駅まで行ってみよう,という考えだったので,
茂木ではちらっと駅前をぶらぶらして,
早めに下館に戻る電車に乗る予定だったのです。

ところが。

SL車内で茂木町の観光協会か何かの方が,
これを配って下さったんです。
クリアファイルなんですが
なかなかのインパクト^^;

ちょうどこのシーズン,,茂木町の那珂川では鮎やなをやっており,
鮎のつかみ取り体験のできる観光やなや,
鮎が食べられる食事処もあるということで,
そのPRにいらしていたのでした。

この日は特別に,その鮎やなまで
駅から送迎バスが出るということなのです。

お弁当で満腹になっていた私たちですが,
思いがけないイベントにぜひ行ってみたくなり,
茂木駅から送迎バスに乗り込みました。

バスで山の方に入っていくこと10分ほどで,
鮎やなのある大瀬地区に入ったのですが

ここが,予想以上にきれいなところでした。

大きな川がゆったりと流れて,水がきらきら光っていて。
やなでは子供達が楽しそうに鮎をつかんでいました。
緑が綺麗で,空気が澄んでいて,とても穏やかで。

多分,こういう機会がなければ来ることのなかったところだと思います。

もちろん,私たちもやな場に行ってみました^^

川の水流をやなの方に集めています。
ここは「観光やな」ということで,小さいですが,
もっと大きなやながどこかに仕掛けられているんでしょうか。

積極的につかみ取りはしませんでしたが,
やなの竹の間に挟まっていた小さな鮎を救出(?)するために,
ちょっとだけ鮎に触りました。
生きてる鮎に触るって,なかなかできない体験^^

帰りもバスで送っていただけるということで,
それまでの約1時間半,
綺麗な自然の中でのんびり過ごしました。

本当に気持ちのいいところでした〜
焼き立て鮎を食べられなかったのは残念ですが,
また機会があればぜひ行ってみたいです!

帰りもバスに乗り,茂木駅へ。

そこから今度は駅近くのグリーンパークまで移動。
この時期,城山公園というところで
「彼岸花まつり」をやっているそうで,
やっぱり会場までの送迎バスが出ているのです。

電車族には本当にありがたい送迎バス

しかも,9/2610/3まではこの城山公園で
「里山アートフェスタ」をやっていて,
公園のあちこちに現代アートが展示されているのです。

山の斜面の彼岸花。

ちょっとピークを過ぎたかな?という感じですが,
群生しているとやっぱり迫力。

美しいです。

そしてアートの数々。

「あ,これも!」と発見もあり,それもまた楽しい。
自然を背景にしているので,そのコントラストも面白い。
30点ほどの作品が置かれていたようです。

会場には地元の物産もちょこっと置かれていて。

茂木の水「もて水」買いました
せっかくだから婚活イベントとかやったらいいのにね。
(…とか言ってたら,やってるみたいです)

1時間ほどぶらぶらして,またまた帰りの送迎バスに乗りました。

まったく予定にないイベントでしたが,いろいろ体験できて,
本当によかったです。

茂木駅からは帰りの電車に乗り,
途中の益子(ましこ)駅で降りました。


益子をチラ見

益子は益子焼という焼き物で有名です。
もし駅近くで買い物できるところがあれば,
覗いてみたいな,と思っていました。

が。

駅前に観光客向け施設は何もなし(観光案内所はありますが)。
大きなギャラリーや,陶芸体験ができる施設は
駅からはちょっと離れたところにあるようです。
駅にはレンタサイクルがありましたが,
これから長距離移動するのもねということで,
駅前をぶらぶらしただけで,終わりました。

このへんは電車族の弱みですね〜^^;

それでも。

益子駅も「関東の駅百選」に選ばれている駅です。

駅全景。

なかなかアートな雰囲気の,個性的な駅ですね。

それに,面白かったのが

わかります?
トイレの標示板です。
これも陶器製なんですよ。

それから,駅構内図や
益子の観光案内図も。

これらも陶器でできています。

こんな大物も展示されているし。

陶器の街,ですね〜^^

素敵な陶器との出会いは次のお楽しみ,ということで
今回はこれで帰りの電車に乗りました。

今回の旅のテーマは「ローカル線に乗ってみよう!」で,
観光にはそんなに期待していなかったんですが,
予想以上にいろいろな経験ができて,楽しかったです

ほんと,どこにいっても,何かしら発見がありますね^^

関東のお得きっぷにも精通して,いろんな
またお出かけを楽しみたいと思います^^



 

〔通常の運賃〕
取手→下館(関東鉄道):1510円,下館→茂木(真岡鐡道):1030円,茂木→益子(真岡鐡道):550円,益子→下館(真岡鐡道):760円,下館→取手(関東鉄道):1510円,合計5360

〔最遠地までの乗車距離〕(取手駅より)約93q


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